2006.10.06 Friday
ロケ日記.1994.6.20
エアーフランス275便.成田12:45でパリに向った。ヨーロッパロケは時間がいくらあっても足らないくらい勉強する事がいっぱいある。
長い旅になる。事前にスケジュールを調節しても、どうやっても短くならない。毎週出る賃貸情報紙の表紙、巻頭ページの取材中心の撮影の仕事である。一日2.5人のペースで、8〜10ケ月分、32名を撮影しなければならない。体力と気力の3週間の旅である。どんな出会いがあるか楽しみ。その人の人生観、生活観を感じ取らねばならな旅である。
ペースはこんなぐあい。パリに着いた翌日からコーディネーターがコンタクトを取り付けた人を午前、午後、時には夕方に住居を訪ねて2〜3時間で撮影、インタビューをこなす。それが6日続いて1日休みを3回くり返す。全員コーディネーターの管理下にある。トラブルも多い。
*約束の時間に行っても在宅していない。コーディネーターが電話しまくる。やっと来た。「仕事の都合で....。」とひたすら言い訳をする。自然光が入らなくなる。頭に血がのぼるが、それはおさえる。
*約束の日を間違えている人もいる。たまたま在宅していて難を逃れるが、今度はコーディネーターが頭に来ている。「部屋を片ずけていない....。」としぶるが強引に撮影を始める。スケジュールに余裕がない。しぶしぶ承知する所を見ると、よほどギャラがいいのだろう。
この仕事の楽しみは、おいしい酒類、食事を通してその国の文化、芸術を堪能出来る事。それはけして高価な物を求めているのではない。画家の誰々かよく行った酒場、レストランとか、描いた場所とか.....。スタッフだけの自由なロケなのです。フランスには10度以上ロケをしているが、いつでもそんな余裕はない。全ての海外ロケは、入稿を逆算して組むから日程はタイトだ。その点においても大いに勉強させてもらったロケだ。ルーブルは無論、出来たばかりのピカソ美術館、ベルサイユ宮殿、ノルマンディー海岸。ノートルダム教会、名も無い沢山のギャラリー、などなど、7月14日のパリ祭にもぶつかった。本当に勉強させてもらったロケだった。大いなる価値ある旅をさせてもらった。「今の自分はここにある。」と言っても言い過ぎではないロケだった。
実はこの内容のロケは3回目で、第1回は93年4月ニューヨーク、美術館と毎晩ジャズライブ、第2回は93年11月ミラノ、ダビィンチの絵画とファション、そして第3回が、このパリという様に大いに勉強させてもらった。
しかもギャラを貰って.....。
ADは美術に詳しい、ファション、文化にも詳しい。いつも一緒に行動した。楽しかった。共に貧乏性でマメに動いた。二度と出来ないロケだと互い考えていたからだと思う。今でも時々いっしょに酒を飲む。このロケの話しはあまりしない。これ以外のロケの話は沢山する。何故だろう?互いに密かに思っているのだろうか?「他人に話ししても理解してもらえない。もったいない、もったいない、もったいない.....。」
クライアントはアットホーム。賃貸住宅情報誌、週間マイルームガイド。ADは立川洋氏。いろいろな事を学ばしてもらい、大きな財産となった旅だった。いまでも、いつも感謝している。46才。
長い旅になる。事前にスケジュールを調節しても、どうやっても短くならない。毎週出る賃貸情報紙の表紙、巻頭ページの取材中心の撮影の仕事である。一日2.5人のペースで、8〜10ケ月分、32名を撮影しなければならない。体力と気力の3週間の旅である。どんな出会いがあるか楽しみ。その人の人生観、生活観を感じ取らねばならな旅である。
ペースはこんなぐあい。パリに着いた翌日からコーディネーターがコンタクトを取り付けた人を午前、午後、時には夕方に住居を訪ねて2〜3時間で撮影、インタビューをこなす。それが6日続いて1日休みを3回くり返す。全員コーディネーターの管理下にある。トラブルも多い。
*約束の時間に行っても在宅していない。コーディネーターが電話しまくる。やっと来た。「仕事の都合で....。」とひたすら言い訳をする。自然光が入らなくなる。頭に血がのぼるが、それはおさえる。
*約束の日を間違えている人もいる。たまたま在宅していて難を逃れるが、今度はコーディネーターが頭に来ている。「部屋を片ずけていない....。」としぶるが強引に撮影を始める。スケジュールに余裕がない。しぶしぶ承知する所を見ると、よほどギャラがいいのだろう。
この仕事の楽しみは、おいしい酒類、食事を通してその国の文化、芸術を堪能出来る事。それはけして高価な物を求めているのではない。画家の誰々かよく行った酒場、レストランとか、描いた場所とか.....。スタッフだけの自由なロケなのです。フランスには10度以上ロケをしているが、いつでもそんな余裕はない。全ての海外ロケは、入稿を逆算して組むから日程はタイトだ。その点においても大いに勉強させてもらったロケだ。ルーブルは無論、出来たばかりのピカソ美術館、ベルサイユ宮殿、ノルマンディー海岸。ノートルダム教会、名も無い沢山のギャラリー、などなど、7月14日のパリ祭にもぶつかった。本当に勉強させてもらったロケだった。大いなる価値ある旅をさせてもらった。「今の自分はここにある。」と言っても言い過ぎではないロケだった。
実はこの内容のロケは3回目で、第1回は93年4月ニューヨーク、美術館と毎晩ジャズライブ、第2回は93年11月ミラノ、ダビィンチの絵画とファション、そして第3回が、このパリという様に大いに勉強させてもらった。
しかもギャラを貰って.....。
ADは美術に詳しい、ファション、文化にも詳しい。いつも一緒に行動した。楽しかった。共に貧乏性でマメに動いた。二度と出来ないロケだと互い考えていたからだと思う。今でも時々いっしょに酒を飲む。このロケの話しはあまりしない。これ以外のロケの話は沢山する。何故だろう?互いに密かに思っているのだろうか?「他人に話ししても理解してもらえない。もったいない、もったいない、もったいない.....。」
クライアントはアットホーム。賃貸住宅情報誌、週間マイルームガイド。ADは立川洋氏。いろいろな事を学ばしてもらい、大きな財産となった旅だった。いまでも、いつも感謝している。46才。
